href=”#ヒルドイドを含むヘパリン類似物質製剤に制限か10月31日更新”>ヒルドイドを含むヘパリン類似物質製剤に制限か(10月31日更新)- 財務省、本体はマイナス改定を主張(10月30日更新)
- 沢井製薬のMRさんの話
- 次期診療報酬改定の基本方針作成に向けて議論スタート
- 社会保障審議会医療保険部会(第106回)
- 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(第2回)
ヒルドイドを含むヘパリン類似物質製剤に制限か(10月31日更新)
ここにきて、ヒルドイドを含むヘパリン類似物質製剤の保険適応がニュースなどメディアで多くとりだたされていますね。間違いなく来年の診療報酬改定・調剤報酬改定への布石でしょう。前回の2016年度の改定で、湿布剤・パップ剤の70枚制限ができたことは記憶に新しいですよね。同じような感じかなあ、と思います。
後出しにはなってしまいますが、私も以前より疑問は感じていました。限りある保険で処方された医薬品を化粧品感覚で使用するなんてふざけてます。制限されるのも当然です。
ただ、現状では対策がないことも事実です。昨今の報道が、「自分も自分も」のヒルドイドの宣伝になっているのではないかと危惧します。
財務省、本体はマイナス改定を主張(10月30日更新)
平成29年10月25日 財務制度分科会資料(各論):調剤報酬はP22からP34。
財政制度分科会資料(参考資料):薬局関連はP3からP9
財務省は25日の財政制度等審議会・財政制度分科会において、2018年度(平成30年度)診療報酬改定に向けた改革案などを提案したようです。
中でも診療報酬本体については、賃金・物価の動向と比較して高い水準にあることから、「国民負担の抑制や制度持続の可能性の観点から、診療報酬本体のマイナス改定により、これを是正する必要がある」との引き下げ主張があったようです。医者や看護師もそうですが、「人命」を扱っているということは働く上でのリスクもあるわけで、それに対する責任感を持って我々医療従事者は働いています。そのリスクや責任感の部分を度外視して、ただ「賃金が高い」と纏められたのは非常に残念に思います。
そしてマイナス率は2%という話もあります。ひとつひとつの報酬を評価した結果、最終的にマイナスになるというならまだ話はわかるのですが、まずマイナス改定ありきで話を進めるのは気分が良くないですね。腹立たしく感じます。
ただ悪いタイミングで、Q薬局やA薬局が付け替え問題を起こしてくれましたからねー。悪い流れは予想できましたが。前回のF太郎も似たようなタイミングでしたかね。
「かかりつけ薬局を適切に評価」という話もあるようです。かかりつけ制度の評価はされるのでしょうか。今後の動向に引き続き注目ですね。
沢井製薬のMRさんの話
来年度診療報酬改定に向けて話し合いがなされているが、調剤報酬改定に関しては未だ3月に話し合われた1回のみであるとのことです。前回2016年度調剤報酬改定の際も、10月からペースアップしたため、今月以降の中医協総会の開催ペースに注目です。
ジェネリックメーカー沢井製薬のMRさんのお話では、後発医薬品使用体制加算がさらに厳しくなり、使用率70%と80%が算定要件となる噂とのお話も。予想されていたことですが、明るい話はないですね。80%なんて、処方元の協力なくては厳しいですよ。
未だに高齢者で「よくわからないからこれまでと同じで」なんて理由でジェネリックを拒否する方も多くいらっしゃいるので、「一般名処方」の限界もあると思います。これ以上の使用量推進には、処方箋の記載様式など何か根底からの改革が必要だと感じるのは他力本願でしょうか。
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次期診療報酬改定の基本方針作成に向けて議論スタート
9月7日と15日、平成30年度診療報酬改定の基本方針の作成に向けての議論が社会保障審議会・医療保険部会および医療部会で開始されました。
改定においての基本認識及び基本的視点として、
- かかりつけ薬剤師・薬局の評価
- かかりつけ薬剤師・薬局による薬学管理や在宅医療への貢献度による評価・対物業務の適正化
- 残薬や重複投薬、不適切な多剤投薬等を減らすための取組等
- 医薬品の適正使用の推進
- いわゆる門前・門内薬局の評価の見直し
等が例示されています。
社会保障審議会医療保険部会(第106回)
(2017年9月6日)
診療報酬改定スケジュール
具体的な検討の「視点」において示した検討項目の現状等
次期診療報酬改定の基本方針の検討について
厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(第2回)
(2017年6月22日)
かかりつけ薬剤師・薬局に係る評価指標について
「経済財政運営と改革の基本方針2017」及び「未来投資戦略2017」における医薬関係部分抜粋
新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会報告書(抄)※調剤抜粋
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